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WordPressの引越し・バックアップに「All-in-One WP Migration」が便利すぎて鼻血が出る
2021.10.08
CMS・Web制作
こんにちはお久しぶりの投稿になります。
最近散歩にハマっていて昼間は暑いので夜になると必ず散歩に出かけます。
散歩中、たまに出くわす猫ちゃんが何匹かいるのですが、どの子も人慣れしてるのかあまりびっくりしたりしません。
うちの子はちょっと知らない人を見るだけですぐに安全な場所に隠れるので少しは外の子の社交性を見習って欲しいもんです。
さて、今回は最近すごくお世話になっているWordpressのプラグイン「All-in-One WP Migration」を紹介します。
このプラグイン、本当に便利すぎて最近どの案件でも使ってます。
All-in-One WP Migrationとは
このプラグインはWordpressのデータベース、メディアファイル、プラグイン、テーマを含むWordPressで作成したWebサイトを簡単にエクスポート・インポートすることができるプラグインです。phpのバージョン5.2以降であればすべてのバージョンで動作します。
僕がよく利用するシーン
- 新規サイト制作時に自身のテスト環境からお客様の本番環境へ引越しして公開する
- サイトリニューアル時にテスト環境にて作業したデータを最終的に本番環境へ引越しして公開する
良い点
- UIがシンプルで引越しが簡単
- 日本語対応しているので英語の読めない方も安心
- エクスポート「しない」ものを選別できるので必要なものだけ引っ越しすることが可能
- 他のプラグインで設定した内容などもすべて引き継いで引っ越しできる
もう「シンプルで簡単」これに尽きます!
あとはうまく活用すると割とデータ量の多いサイトでも引っ越しができちゃうことですかね。
こんな時はオススメしないかも
- 部分的に引越しやデータ移行をしたい方
All-in-One WP Migrationは残念ながら部分的な引越しはできないプラグインです。
というのもデータをインポートする際はサイト全体の情報をまるっと上書きするからです。まぁ優秀すぎて霞むようなデメリットですね。
もし部分的に移行を行いたい方はWordpressのデフォルトのエクスポート・インポートツールを使って移行するのが一番いいかと思います。
引越し方法
1.引越ししたいサイトのWordpress管理画面から「All-in-One WP Migration」をインストール・有効化
まずはプラグインをインストールしましょう。いつも通りプラグイン→新規追加で「All-in-One WP Migration」と検索し、さくっとインストール・有効化します。
2.データをエクスポート
インストールが完了したら管理画面左メニューに「All-in-One WP Migration」が追加されますのでクリックしてください。画面に「サイトをエクスポート」と表示されます。
サイト丸ごと引越したい方は何も考えず緑色の「エクスポート先」というボタンを押して「ファイル」を選択してください。ちなみにこの「ファイル」はローカルに保存するという意味ですのでエクスポートデータの保存先は任意で選んでいただいて問題ありません。ただどこに保存したかわからなくなるリスクもあるので僕は「ファイル」推奨です。
保存先を選択すると自動的にエクスポートの準備が始まります。準備が完了したらダウンロードボタンが表示されますのでクリックしてダウンロードします。
3.引越し先のWordpress管理画面から「All-in-One WP Migration」をインストール・有効化
引越しなのでおそらく何もない場所に引越しするはずなのでその前提で書きます。
まずは引越し先の方にもWordpressをインストールします。インストール後は手順1と同じように「All-in-One WP Migration」をインストール・有効化するだけです。
4.データをインポート
インストールが完了したら管理画面左メニューに「All-in-One WP Migration」が追加されますのでマウスオンすると「インポート」が出るのでそちらをクリックしてください。
インポート画面が開いたらあとは先ほどエクスポートしていたデータをドラッグ&ドロップでぶん投げてください。インポートが始まります。
5.完了
正常にインポートできたらこれにて引越し作業は完了です。
最後にログイン画面に戻ると思いますがこちらは全てのデータを引越ししたためログインユーザー名とパスワードも引越し元の情報に書き変わっているので引越し元のユーザー名とパスワードを入力していただければ再ログインできます。これにて引越し完了です。
おまけ1:ユーザー名・パスワードを変えたい場合
引越し元のユーザー名が「test」などテスト環境っぽいユーザー名が入っているので変えたいなーという場合は管理画面左メニューから新たに使用するユーザーを追加して、不要なユーザー情報を削除するなどしていただければ変更は可能です。
おまけ2:容量が重くてインポートできない時の対処方法
容量が重いほとんどの場合がメディアライブラリのデータ量が多いことが原因となります。
そういう時はサイトエクスポート時に「高度なオプション」をクリックして「メディアライブラリーをエクスポートしない」にチェックマークを入れてみてください。おそらくびっくりするほどエクスポートするデータが軽くなるはずです。あとは手順通りインポートまで行った後にデフォルトのエクスポート・インポートツールを使用してメディアライブラリだけ移動させてあげれば問題ないはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本当に便利すぎて最初使ってみた時は簡単すぎて腰抜けました。まだ使ったことない人はぜひぜひ一度この便利さを味わってみてください。
何気にプラグインを紹介した記事が初めてなのでまた便利なプラグインがありましたら随時更新してみますね。ではでは。